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Mail Magazine

085:食欲の秋の準備

朝晩は涼しくなって、すっかり秋めいてきましたね。毎年、秋になるとこのメルマガで「~~の秋」なんてタイトルばかりになるのですが、なんでも秋のせいにできてしまう良いなんて良い季節だなあと思っています。



食欲の秋というフレーズが一番に思い浮かぶのですが、「歳を取ってからの日常の幸福度は、歯の健康に左右される」と歯科医の方が話してくれたのも一緒に思い出します。歯がないと食べる楽しみも持つことができないということですが、皆さまは口腔ケアに気を使われていらっしゃるでしょうか。ちなみに、その歯科の先生は希望する患者さんにはヨガを取り入れて、主に矯正中や矯正後の歯並びの悪化予防に有効であるという簡易論文を書かれていました(ここでさりげなく「ヨガはいいんですよ」と宣伝しておきます…)。



スポーツをされてきた方や、お詳しい方は、“嚙み合わせがパフォーマンスの発揮に関係する”ということをご存知かと思いますが、スポーツに限らず、嚙み合わせをはじめとする口腔機能の低下は心身の機能低下や全身の筋力低下、さらには軽度認知障害とも関係しているという論文が最近発表されました。それも国内の研究でして、日本人の方約800人を対象としたものなので、より身近な研究結果となっております。



咬合力の低下は軽度認知障害となる危険性を約1.5倍増加させ、舌圧の低下は軽度認知障害となる危険性を約1.8倍も増加させるとのことで、嚙み合わせの力と、舌の力がとても大事だということがわかります。単に「美味しい/不味い」を判断する為でなく、生命維持に必要な捕食器官であり触覚器官である舌、普段はあまり意識することはないですが、とても大事な器官だなあと再認識させられます。



では、その舌の筋力が低下しないためにはどうすればいいかという話ですが、とてもシンプルでして、「かたいものを食べる」「歌う」「よくしゃべる」だけで十分に鍛えられるみたいです。この状況だとなるべく家庭内でできそうなことは「かたいものを食べる」ですが、硬くて美味しい物ってあんまり無い気がしますが、、、、どうでしょうか。硬いけど美味しい、もしくは硬いからこそ美味しいよ!という食べ物をご存知の方は、是非ともお教えください。



そういえば、以前インドで歯医者にお世話になった話をnoteに書いておりましたので、インドの歯医者にご興味のある方は是非ともこちらをご覧くださいませ。日本の歯科医院は綺麗でいいなと心底思います。


Sahanaメルマガ vol.221(2021年9月)より

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