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021:梅雨の食事とアーユルヴェーダ

僕が南インドのアーユルヴェーダ病院にいた時もちょうど6月~7月だったのですが、現地も日本と同じのように梅雨(雨季)でして、1か月間あった病院実習中に太陽を見た日は、たった2~3日くらいでした。


傘を手放せなかったのはもちろんのこと、舗装されていない道を歩けば、足にヒルが張り付くオマケつきの生活でした…。ちなみにヒルに血を吸ってもらう「リーチセラピー」なるものがありまして、かの有名なミランダカーも美容法として取り入れたとのことです。アーユルヴェーダ病院時代の僕の足も、ミランダカーの足と同じだったと言ってもいいかもしれません、、、、、、。


気圧の変化や、日照時間の減少にともなって、僕たちの心も体もちょっとした影響を受けています。そんな梅雨の時期におすすめの、アーユルヴェーダ的食事(ハーブ/スパイス)をご紹介します。


どんな方にもおすすめではあるのですが、一応症状別に書きますと以下の通りです。



【貧血、低血圧、皮膚炎などの症状をお持ちの方に特におすすめ】
・ローズ
・サンダルウッド
・カモミール
・ニーム
・レモンバーム
・サフラン


ニームは洗顔料としても使われていますので、ちょうど買い替えのタイミングだという方は、探されてみてください。



【胸焼け、消化不良、潰瘍などの症状をお持ちの方に特におすすめ】
・コリアンダー(パクチー)
・クミン
・生姜
・フェンネル
・ペパーミント
・アロエベラ(日本でよく見る/食べるアロエの種類です)


この「アロエ」なのですが、皆さんもご存知の通り、火傷や外傷にも効果的であるとされています。その上、皮膚感染症や糖尿病、高脂血症などにも有効であると実証された研究も数多いのです(反対に、「アロエにそんな効果はないんじゃないか」と証明する論文も多いので、「まぁ、効くかもね」くらいの感覚でよさそうですね)。


僕が小さい頃も、火傷や傷をつくった時には、すかさず祖母にアロエを塗ってもらったものです(だからか、アロエヨーグルトを食べることになんだか抵抗のあった幼少期です…)。


調べてみると、アロエの生長期は春~秋のようで、これからの季節に育てるにはもってこいの植物のようです。きっと夏も、やや外出控えめな生活が続くと思いますが、アロエをご自宅で育てるのも楽しそうですね。見て良し(かどうかは好みによりますね…)、食べて良し、塗って良しのアロエと過ごす夏、いかがでしょうか。



Sahanaメルマガ vol.110より(2020年6月)

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