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Mail Magazine

143:珈琲のある生活

たまに外出をすると「お、ここに新しいカフェができたんだ」と思うわけですが、今や街中にカフェがあるのが当たり前の日常なんですよね。とか思っていたところ、先日カフェインについて色々と調べる機会がありまして、あらためて“カフェインとは何ぞや”を知ると、その効能ってすごいんですね。



カフェインと聞くとすぐさま想像できる珈琲をテーマにお話をさせていただくんですけども、そもそもコーヒーに多く含まれる成分だから「カフェイン」って名前なんですよね。このカフェイン(アルカロイド)が抗炎症薬として優れているということで、昔は喘息発作の予防に使われていたくらいなんです。ちなみに僕が好きな珈琲の雑学はこちらのメルマガに。



珈琲にはカフェインだけでなくポリフェノールも含まれているわけですが、その含有量は赤ワインと同程度だということをご存知でしょうか(インスタントコーヒーよりもレギュラーコーヒーの方がポリフェノール含有量は断然多いみたいです)。抗酸化作用があり、不調の原因となる活性酸素を発生と働きを抑制してくれます。



「長寿の秘訣は毎日赤ワインを一杯飲む」と言われますが、お酒が飲めない方、もしくは苦手な方は珈琲という代替手段があるわけです。



珈琲と健康に関する話の中でも、特に運動されている方は、「運動前に珈琲を飲むと脂肪が燃焼しやすい」という話を聞いたことがあるかもしれません。もともとこれは外国での研究だったのですが、少し前に日本人でもその特有の効果が認められているんですね。



東京大学の教員と株式会社ジーンクエストの研究チームが、日本人を対象にしたゲノムワイド関連解析により、コーヒーの摂取頻度に関与する東アジア人特有の遺伝子座を発見しているんですよ(言葉がややこしくて、なんのこっちゃですね…)。



「コーヒーを多く摂取する傾向にあるグループでBMIとコレステロール値、さらには中性脂肪が有意に低いこと(統計学的に認められる差異)が分かった」とのことです。特に女性よりも男性の方が上記の特性が強く認められたそうで、世のお父さん方に対して「まぁ嫌いじゃなければ、珈琲を日常的に摂取するのもいいよね」ということが言えるわけです。



他にも色々と良い効能がありまして、「珈琲すごいなあ」となっている最近の僕です。そして、一応、「だからと言って飲み過ぎは良いとは言えないですよ」ということをお伝えしておきますね。


Sahanaメルマガ vol.299(2023年4月)より

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