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Mail Magazine

101:豆まき

1月も今日で終わるようで、明日からはもう2月なんですね。1月に比べて3日少ない2月は、なんだかあっという間に終わりそうな気がしませんか。ちなみに僕は1カ月31日あったとしても、「今月はあっという間だったなあ」なんて毎月のように思っております、、、。



ここ最近は、ほんの少し湿度が戻ってきたような日もあり、ちょっぴり春を期待してしまいます。もうすぐ立春で、暦では春なんですけどね、まだまだ寒い日が続きますよね…。そんな立春前日に行われる行事、節分も間近となってきましたが、皆さんは恵方巻や豆撒きの準備をされますでしょうか。



きっと皆さん一度はご経験したことがあるであろう豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式として始まったようです(と、今回のメルマガは豆まきについての話なのですが、恵方巻については、昔のメルマガでなかなか雑にご紹介しております…)。



日本では昔から、穀物には霊力が宿ると考えられているので、邪気を払う儀式として豆が用いられるのですが、大昔のインド思想でも、僕たちの魂が輪廻する際には穀物に霊力が宿ると考えていまして、なんとも興味深い共通点があります。日本では五穀(米、麦、あわ、豆、ひえ)に災いを払う力があるとされ、穀霊を信仰するという独特の文化があるのです。お清めで米を撒いたり、酒をかぶったりしたことがある方も、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか。



豆に霊力が宿ると考えられているので、「桝に入れて神棚にお供えした豆=福豆」を使って豆まきするのが由緒正しき豆まきのようです。もし、今年豆まきをする予定で、且つご自宅に神棚がございましたら、桝に入れた大豆をお供えしてから豆まきをされると、より日本の伝統を感じられるかもしれませんね。季節の変わり目、お体に気を付けながら楽しくお過ごしくださいませ。



Sahanaメルマガ vol.239(2022年1月)より

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