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Mail Magazine

088:食欲の秋、幸せホルモン

すっかり肌寒くなってまいりましたが、皆さま体調はお変わりないでしょうか。先週末の日曜日には、いつぶりか…と言うほど久しぶりに冷房を付けないスタジオでした。ようやく秋らしい気候になってきましたね。



涼しくなって動きやすくなってきたということも関係していると思いますが、ここ最近は「よくお腹が空いて」というお話を聞くことが増え、そんな会話の中からも秋を感じております。ということで、今回のテーマは「食欲の秋」なのですが、皆さまは秋になると食欲はどれほど増すでしょうか。



秋になると食欲が増す理由は「食欲不振だった夏を終えて食欲が回復するため」や「寒い冬に備えての蓄えをするため」等、いくつか考えられているのですが、「日照時間と幸せホルモンの関係のため」という理由を聞いたことはありますでしょうか。曇り空が続くと、暗~い気持ちになったご経験はありませんか。特に冬のヨーロッパは、ほとんど毎日曇っているか雪が降っている日々が原因で自殺者が増えると言われます。これまでの研究で日照時間と自殺衝動とは明確な関連があると立証されており、昔は「季節性感情障害」とも呼ばれていたんですよね。



そして海外でも日本でも、日照量の減る秋から冬にかけてはうつ病患者が増加し、日照量の増える春にかけて減少することが分かっています(寒い冬って、心配することや不安になることが増える気がしませんか?)。



ここまでは、日光を浴びることが大事であることが分かったのですが、そもそも日照量の少ない秋から冬にかけて日光浴は難しい…、という状況でも、幸せホルモンのセロトニンを増やす方法がありまして、それが「食べること」「運動(リズム運動)すること」「泣くこと」なんですよね(リズム運動に関しては過去のメルマガでも何回か取り上げましたね、泣くことに関してはまた近いうちに)。



きっと多くの方がうんうんと頷かれるかと思いますが、食べることって幸せじゃないですか。いくら食べることが大事な季節になったからといって、食べ過ぎは体への負担となってしまいます。特に美味しいものが目白押しの秋の季節、気を付けたいところです。胃に入るだけ食べることも楽しいかもしれませんが、美味しいものを少しずつ楽しむ秋もとても良さそうですね。秋の味覚よりもセロトニンと食べ物について気になる方は、過去メルマガもどうぞ。



Sahanaメルマガ vol.224(2021年10月)より

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