top of page
studio Sahana logo ヨーガ ヨガ ヨガスタジオ ヨガセラピー
Mail Magazine

044:睡眠の質を考える

冬になると温かい布団が恋しくなることも相まって、朝起きることを苦労する方も、少なくないかと。“早起き”は、冬になったら難易度が上がるものの一つではないでしょうか。皆さま、寒いこの季節に、どんな朝をお過ごしですか。



ヨガと聞くと「朝にするもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。時たま、僕も、「朝にヨガをされていますか?」と聞かれることがありますが、すみません、朝はゆっくりしています、、、。インドでの大学院時代には、朝の5時から1限だったのですが(理解しがたいですよね…?)、その時間は決まって「ヨガのポーズのクラス」でして、早朝からタンクトップ姿のインド人講師(それはもう朝の5時から元気いっぱいの方でした…)のクラスを2年間受けていたのが、嫌な思い出になっているのが原因だと思います…。なので、「ヨガは自分が好きな時間帯にすればいい」と思っております。



僕自身、朝の時間帯に自分のヨガをすることは滅多にないのですが、ゆっくりした時間を過ごすために早起きしています(もちろん、朝がお好きな方は朝ヨガとてもお勧めです)。仕事や学校前に「もう少しだけ…」と思って、ギリギリまで布団の中で過ごされていませんか、どうでしょうか。ギリギリまで布団の中で粘って出発したものの、日中に眠気に襲われる方は、体温が低いまま1日をスタートされていることが原因かもしれません。



特に冷え性や腰痛持ちの方には、朝起きた後に温かいシャワーを浴びたり、足湯に浸かることをお勧めしています。体が温まった状態で1日をスタートすると、体調の違いをかなり実感していただけるのではないかと思います。ですが、朝は忙しくてなかなか時間が取りづらいですよね…。「最近なんだか眠りが浅いような気がするな…」という方は、是非とも下記のようなことを試されてみてください。





目覚ましのスヌーズをやめる

 きっとご存知の方も多いことかと思いますが、大きな音や振動で目覚めるのは、体へ負担がかかります。理想は目覚ましをかけずに、朝日で起きることですが、ゆったりとした静かな音で起きることでも、体への負担はグッと減らせます。なにやら人は自分の名前を呼ばれると起きやすいようなので、録音したパートナーの声を目覚まし音にするという、なんともロマンティックな方法も効果的のようです(試された方は是非ともその効果をお教え下さい…興味津々です)。





20時以降は胃腸を休める

 ダイエットしたことがある方は「夜は食べない…」と呪文のように唱えたことがあるのではないでしょうか。ダイエットされていない方でも、夜は内臓を休ませてあげることがお勧めです。「この時期にはホットミルクが飲みたくなるぞ」という方がいるかもしれませんが、意外と牛乳を消化するために胃腸が疲れてしまうので、夜の飲み物は温かいハーブティーなどの水を主としたノンカフェインのものがお勧めです。





疲れていても夜のお風呂(シャワー)は入る

 仕事で疲れて…、飲み会で帰りが遅くなって…など、夜そのままベッドに倒れこんだ時の記憶を呼び起こしていただきたいのですが、ぐっすり眠れたことはあまりないのではないでしょうか。夜にお風呂に入らずに寝ると、中途覚醒しやすくなります。体を温めて、心身がゆったりとした状態で寝た方が気持ちいいのはもちろんのこと、体が綺麗な状態で翌朝を迎えたいですよね。





などなど、少しの意識の変化や行動で、睡眠の質が向上することが、日常の中にたくさんあります。寒くて、あたたかい布団が気持ちいい季節なので、よりその気持ちよさを体感できるよう、“最近の睡眠はどうかな?”と少し見つめ直してみてくださいませ。



と、こんな夜にメルマガをお送りするのが、そもそも良くないのですが、、、。皆さんが朝昼の時間帯に読んで下ることを願っております。


Sahanaメルマガ vol.160より(2020年12月)

bottom of page