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189:身体、夏の準備

平年では、6/7頃が関東甲信の梅雨入りみたいですね(そして7/19ごろが梅雨明け)。梅雨と聞くと「雨」「湿気」というイメージが、パッと頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。



首都圏の場合、一番湿度が高い時期は、梅雨と真夏が重なる6~7月です。今はまだ本格的な夏の暑さが到来していない分、嫌な湿度は感じづらいかもしれませんが、しっかりと湿度は高くなっていますよね。



これから、どんどん湿度を感じる季節となっていきます。高湿度による不快感は、ストレスやイライラ感を増幅させることがありますよね…。





【汗をかくことの大切さ】

みなさん、汗をかくことについてどう思いますか?「汗かくとベタベタして嫌だなぁ」と感じることも多いかもしれませんが、実は汗をかくことには驚くほどたくさんの良いことがあるんです。今日は、汗をかくことが体にもメンタルヘルスにも良い理由についてお話しします。



汗をかく最大の理由は、体温を調節することです。暑い日や運動中に汗をかくことで、体温を下げ、体をクールダウンさせていることは、皆さん周知の事実かと思います。これがなければ、体温がどんどん上がってしまい、熱中症などのリスクが増えてしまいます。



なので、本格的な暑~い夏を迎える前に、今のうちから汗をかく習慣が夏バテ予防にとても大事になってくるわけです。



また、汗をかくことで、体内の老廃物や毒素を排出することができます。例えば、尿素や乳酸といった代謝産物が汗と一緒に外に出ていくんです。これによって、体の内側からきれいになれるわけですが、、、こんなことを書くとなんだかホットヨガスタジオの謳い文句みたいですね…。



汗を流すための方法は色々あるかと思いますが、運動すること、特に「ランニング」「サイクリング」「ヨガ」などの有酸素運動は、エンドルフィンの分泌を大いに促進してくれるのでお勧めです。





【エンドルフィンとは?】

エンドルフィンは、脳内で生成される化学物質で、痛みを軽減し、気分を良くする効果があります。体を動かすことで分泌されやすくなる神経伝達物質の一つですね。これが分泌されることで、僕たちは幸せな気分になったり、ストレスが軽減されたりするんです。



▼痛みの軽減

痛みの信号を遮断し、痛みを軽減する効果があります。運動中やストレス時にエンドルフィンが分泌されると、痛みが和らぎ、快適に過ごすことができます。



▼快感の増強

快感や幸福感を引き起こす効果があります。これは、エンドルフィンが脳の報酬系に作用し、気分を高揚させるためです。運動後に感じる「ランナーズハイ」は、この効果の一例ですね。



▼ストレスの軽減

ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し、リラックス感をもたらします。これにより、日常のストレスから解放され、心身のバランスが保たれやすくなるんですね。





【身体も心も健やかになるために】

運動以外にも、笑うこともエンドルフィンの分泌を促進します。友人と楽しい時間を過ごしたり、面白い映画やコメディを見たりすることで、笑顔を増やしたいところです。また、趣味や好きなことをする時間を持つことも、エンドルフィンの分泌を促しますので、ご自身の「好き」を感じられる時間は、とてもとても大事なんです。



暑すぎない今のうちに、積極的に運動を取り入れていただければと思います。目的は「汗をたくさんかくこと」なので、その運動が得意とか苦手とか関係ないんです。水分補給をしっかり行いながら、楽しく汗をかく時間を作ってみてください。



Sahanaメルマガ vol.360(2024年6月)より

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