193:セラピーってなんだろう②
皆さん、セラピーと聞いて、どんなイメージを持ちますか?リラックスしたり、心のケアをしたり、さまざまな目的で利用されているセラピーですが、その歴史はとても深く、古代から現代まで続いているんですよね。
古代ギリシャやローマの時代、医療の基礎が築かれた場所では、ヒポクラテスが「医学の父」として知られていました(読むと「あーそうそう」となりますが、ヒポクラテスという名前を思い出すの、大変じゃないですか…?)。
彼は、心と体のバランスを重視して病気を治療するアプローチを取っていまして、これが現代のホリスティックセラピーの基本とも言えるわけです。
中世ヨーロッパでは、修道院でハーブ療法や祈りが行われており、精神的にも身体的にも治療を施していました。ハーブ療法は今では「フィトセラピー/植物療法」としても知られていますし、お酒が好きな方は「ハーブビール」や「薬草酒」を今でも口にする機会があるのではないでしょうか。
そして19世紀に入ると、ジークムント・フロイトの登場ですね。彼は精神分析療法の父として知られ、無意識の探求を通じて心の病を治療する方法を提唱しました。このアプローチは、現代の心理療法の出発点となり、多くの治療法に影響を与えました。
専門家の方々の中では賛否両論あるかもしれませんが、そうやって対立させてしまうほどフロイトの影響力は絶大で、彼の理論はさまざまな精神分析学派や治療技術の基礎を築いたわけですね。
20世紀には、新しい心理療法が次々と登場します。認知行動療法(CBT)やゲシュタルト療法など、具体的な問題解決や自己理解を促進する方法が発展し、効果的な治療法として広く採用されるようになるのです。
また、フィジカルセラピーや作業療法も科学的に体系化され、怪我や手術後のリハビリテーションとして重要な役割を果たしています。この体系化された療法は、多くの方が経験したことがあるかと思います。特にスポーツ選手や高齢者の健康維持には欠かせないことも、イメージしやすいかもしれませんね。
21世紀に入ると、心身の健康を総合的に捉えるホリスティックアプローチが広がりました。ヨガセラピーやアロマセラピーなど、伝統的な治療法と現代医学の統合が進み、ストレス緩和や全体的な健康維持に役立つとして注目を集めているわけですね。
このように、セラピーは常に進化し続けています。古代から現代まで、さまざまな文化や時代の知恵が結集され、今日の多様なセラピーの形が形成されました。
何が言いたいかといいますと、セラピーの歴史を知ることで、先人たちがどのように健康と幸福を追求してきたのかを理解できますよね。そうすると、今の自分にとってより良い方法を見つける手助けになるかもしれませんね。
Sahanaメルマガ vol.365(2024年7月)より