
なぜビジネスパーソンにヨガが必要なのか?
ビジネスの現場で最も求められるのは、技術や知識、コミュニケーションなどの「社会的スキル」です。しかし、これらの能力を最大限に発揮するには、まずその土台となる「心身と生活の健全性」が不可欠です。
『メンタルヘルス経営学』(金子書房, 2012年)の著者である山崎友丈氏と日向寺治彦氏は、次のように述べています。
「どんなに能力の高い人であっても、安定的に勤務し、能力を発揮して組織に貢献するためには、人間としての『安心』の基盤が欠かせない。ここが揺らぐと、どのように優れた人材も組織のためにその能力を活かすことができない。」
つまり、ビジネスパフォーマンスの基盤は心身の健康と安定にあるのです。

心と体、両面からのアプローチ
厚生労働省の「労働安全衛生調査」(2023年)によれば、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は63.8%となっています。特に、労働者数が50人以上の事業所では91.3%が対策を実施しており、心の健康対策が一般化しつつあることが伺えます。 しかし、現状ではメンタルヘルスケアに偏り、身体面へのケアが十分とは言えない状況です。
心と身体は深く相互に影響し合っています。例えば運動やマッサージを受けた後、気持ちがスッキリした経験はありませんか?身体のケアは直接的に心の状態を整える効果があります。
ヨガは身体と心を同時にケアする総合的なアプローチであり、ビジネスパーソンが必要とする「心身と生活の健全性」を整える最適な方法と言えるでしょう。

YOGA 2.0 ― ヨガによる潜在能力開発
現代社会の変化スピードが加速する中、ヨガは単なる健康法から、「潜在能力を引き出すツール」へと進化しています。ヨガの語源は「つなぐ(結ぶ)」を意味し、心と体の架け橋となり、心身のバランスを保つ役割を果たします。
さらにヨガは、私たちの意識状態を高めることで、日常の生活レベルから、情報分析や思考力を要するビジネス領域、さらには創造的な発想やインスピレーションが湧き出る高次元の領域へと導いてくれます。
ビジネスや研究、芸術の世界では「創造性」や「閃き」を、スポーツの分野では「ゾーン」と呼ばれる高い集中状態を経験することが可能です。
今こそ、ヨガを「健康維持」だけでなく「潜在能力を最大限に引き出すツール」として活用する時代が来ています。Studio Sahanaでは、ビジネスパーソンの皆さまが持つ潜在能力をヨガで開花させるお手伝いをしています。
ぜひヨガを通じて、新たな自分を発見してください。
