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Interview

インタビュー記事

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彩さん


ヨガインストラクター


▼コース修了、おめでとうございます。お疲れ様でした。今振り返ってみて、当スタジオのプライベート講座はいかがでしたか?
 

楽しかったです!

ありきたりな言葉かもしれませんが、人生が大きく変わりました!

 

幅広い分野の知識をいただきながら実践を繰り返すことができたので、ひとつのことに対しても多種多様な視野で観察し思考することができ、面白かったです。

 

振り返ってみると今回の講座受講は「何かを目指す」「何かを得る!」という意気込みがあまりなかったので、良くも悪くも日常の一部という存在だったような気がします。

 

そのため反省点としては、自分を甘やかしてぼんやりと間延びしてしまい、集中力や情熱に欠けてしまっていたかも…ということ。

 

一方でその分、学んだことを「自分の日常」へ自然と活かせたので、生きる糧にはなったなぁと想っています。


▼以下、平岡より
 

彩さんは、すでにヨガインストラクターとして各地のスタジオレッスンやワークショップでご活躍されている方です。

 

古典的な感覚や身体知を大切にされながらも、科学的な視点への探究心がとても旺盛で、学びの姿勢が常に真摯でした。

 

「何かを目指す、何かを得る!という意気込みがあまりなかった」と仰っておりますが、プライベート講座では、現時点でのご自身の課題や、未来の自分のあり方を明確に意識しながら、一つひとつのテーマに誠実に向き合い、回を重ねるごとに内側から輝きを増していかれました。

そして、その学びは、肩肘張ったものではなく、生きる土壌に根を張って育っていったのだと感じさせられました。なので「日常の一部という存在」という言葉も自然に出てきたのだと思います。

すでに指導者として活動されている方が、「メンターのような存在を求めている」「自分の目標に向かって、より確かな推進力を得たい」と感じておられるなら、ぜひ彼女の言葉に触れてみてください。等身大の経験と、そこに宿る本質的な気づきが、きっとあなたの歩みを支えてくれるはずです。

彩|ヨガインストラクター インタビュー記事|Profile2.jpg


▼プライベート講座の中で、特に印象深い内容や場面はありましたか?
 

ショートスリーパーだと想い何年もずっと睡眠を重視していなかったわたし自身が、平岡先生のお話しを通して睡眠の大切さを実感し、よく眠るようになったこと!

 

睡眠による身体や脳のよい変化をひしひしと実感した一方、睡眠時間が長くなることにより活動時間が短くなってしまい、時間の使い方に必死に向き合う時期になりました。


▼「こんな方にお勧めしたい!」と、当スタジオのプライベート講座をお勧めしたいのは、どういった人物像でしょうか?
 

自分のペースで、自分の学びたいことを突き詰めていきたい方におすすめです。

 

そういう方は独学で学びを進められることも多いと思いますが、独りで学んでいると時折、壁に突き当たったり、負のループに入ってしまったり、自分よがりの思考に傾いてしまったりすることもありますよね。

 

そんな時に、新たな視点を与えてくれたり、世界を広げてくれたりするのが平岡先生です。そのため、迷いながらも、回り道をしながらも、自分の真実を探しにゆく旅を続けられます。

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▼彩さんは、ヨガを始めたきっかけは何でしたか?
 

きっかけは、20代になり「さすがに運動しなきゃ…」と感じたことです。

 

小さなころから運動に苦手意識があり、体育の授業も大嫌い。

 

何も運動をしてこなかった結果、年を重ねるごとに身体がカチカチに固まっていくことへ不安を覚え、さすがに何か運動しなければ…と想っている時にふと目に入ったのが駅前のホットヨガの看板でした。

 

それが、ヨガとの出逢いです。はじめてみると案外と動けて「自分にもできる運動があった!」「汗が出てくる!」と感動したのを今でも覚えています。

 

まず「身体を動かす」というエクササイズ目的で始め、身体の変化のおかげでヨガにのめり込んでゆきました。


▼その後、「ヨガのインストラクターになってみたい」と思い始めたきっかけは何ですか?
 

実は「ヨガのインストラクターになってみたい」と想ったことは一度もないのです。

「ヨガの先生に絶対になりません〜」と宣言してRYT200を受講しました。当時のわたしにとって、ヨガの先生は雲の上のような存在で到底自分が辿り着ける領域ではないと想っていたからです。

 

ヨガのことをもっと知りたくて、体系的に学びたくて…と自分の知識欲のためにRTY200を受講してみると、学んでいくうちに「こんなにたくさんの知識をいただいて、独り占めするのはもったいないなぁ」と想うようになり…なんだか気がついたらヨガをお伝えする立場になっておりました。

 

正直、今でも「ヨガのインストラクターです!」という意識があまりなく、自分が受け取ることのできた「知恵」をシェアしたくてヨガをツールにお伝えさせていただいている感覚です。

彩|ヨガインストラクター インタビュー記事|yoganidra.HEIC


▼studio Sahanaのプライベート講座で学んでいく中、ご自身が考えていた「こういうインストラクターになりたい」や、「このようなヨガの仕事をしたい」等のイメージはどうでしたか?

具体的なイメージは出来上がりましたか?

 

はい、ずいぶんとイメージができ、実践できたと想います。

 

ヨガを仕事にしていく中で、度々課題にぶつかったり、悩んだり、モヤモヤしていましたが、その都度、平岡先生が寄り添って聞いてくださったり、壁打ちに付き合ってくださったり、平岡アドバイスはもちろんのこと、今の自分に合ったおすすめの書籍をご紹介してくださったりと、自分自身で自分の思考や世界にしっかりと向き合う手助けをしてくれました。

 

プライベートならではの贅沢なお時間で、とても感謝しています。

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▼修了後、どのようなヨガのインストラクターを目指しますか?「こうなりたい」や、「こういう仕事をしたい / つくりたい」、「こんなヨガスタジオ / クラスをしています」等、お教えください。
 

講座受講中、わたしは会社を退職してフリーランスになるという大きな変化がありました。

 

せっかく会社員をやめたから「ヨガで稼げるようにしたい」「ヨガにどっぷりと浸かりたい」と最初は想い、憧れの平岡先生のようになりたい!と目指そうとしたものの、結局今のわたしにはできませんでした。

 

真似をしようとして突き詰めて出逢う「真似できない!というところ」に、自分らしさが見つかるものですよね。

自分を整えよう、正そうとして取り入れがちなヨガ。

 

もちろんわたしもそういう意図でヨガを始めたし、今現在も自分を整えるツールとしてヨガの一部を取り入れているので、それも大切にしていきたい。

 

そう想いつつ、自分の真ん中にあるのは、ヨガを通して想い出す自分の、世界の、あたたかさや美しさ。 藝術や大自然に触れて溢れ出てくる感情を精一杯味わった後に残る静寂と、感じるあたたかさや美しさを、ヨガを通して伝えているし、伝えたいのだなぁと再認識できました。

 

そんなことを伝えながら、出逢う人たちそれぞれが豊かさや尊さを想い出す旅路の中、ちょっぴり前に進んで光を照らしたり、ちょっぴり後ろで伴走する…そんな存在であり続けたいです。

 

平岡先生からいただいた知識が、それをサポートするための豊富な情報源になっています! …といった経緯で、受講中に目指していた「ヨガで稼げるようにしたい」「ヨガにどっぷりと浸かりたい」という気持ちは薄れ、「日常の一部」に戻ってきたような気がします。

 

今はヨガニドラ、陰ヨガ、マントラ、KIRTANをメインに、グループクラス、プライベートクラス、様々な集いを通してヨガの学びをシェアしています。

 

形式も頻度も、心地のよいバランスを探りながら、まだまだ試行錯誤中… その長い長い答え探しのようなものを楽しめているわたしがあるのも、「階段3段飛ばしくらいしようとしていますよ」と平岡先生に気づきの一言をいただいたからです!

 

結論を急がず、今を丁寧に生きていきます〜!


▼インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。
 

彩さんの言葉から伝わってくるのは、「ヨガを通して人生そのものを丁寧に見つめている姿勢」でした。ヨガで稼ぎたい、ヨガにどっぷりと浸かりたい——そんなエネルギーに満ちた出発点を持ちながらも、そのプロセスで出逢った「真似できない部分」にこそ自分らしさを見出していく姿は、まさに“生きた学び”の実践だったように思います。

「何かになる」ことよりも、「何かを思い出す」こと。彩さんのヨガは、正しさを追うのではなく、世界の美しさやあたたかさを感じ直すための静かな灯のようです。その灯を携えて、出逢った人のそばを前から照らしたり、そっと後ろから伴走したり。そんな在り方が自然と体現されているのが、何よりも彼女の魅力だと感じます。

そういった意味で、ライスワークの為ではなく、ライトワークとしてのヨガを見つけられているのかもしれません。

今この瞬間を味わいながら、一歩一歩、自分の道を丁寧に歩むその姿に、こちらも学ばされる時間でした。

​彩さんの活動につきましては、以下のInstgramページをどうぞご覧ください。

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