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アニミズム

こんばんは。昨日までとは打って変わって、寒い一日となった横浜です。「あれ、昨日まではあんなに暖かかったのに…」と思わせてくれるのは、人も自然も同じですね、、、、。

 

山や川、湖などの自然物や、風や雷といった自然現象に神々が宿っていると考える思想を「アニミズム」と呼ぶのですが、「あー、はいはい、なにとなく聞いたことあるよ」という方も多いことかと思います。

 

どこまでも続く砂漠の中では、人々にとっては“石ころ”が神になり得るようですが、太古の日本にはアニミズムが宗教として発達する土壌がありました。

 

気候は比較的に穏やかで、豊かな山や川に囲まれており、台風や洪水などの災害は一過性のものです。なので、時たま起こる自然災害は、山や川(神)が一時的に怒っていると考えてきたそうです。

 

多くの恵みを与えてくれる自然は、時に猛威を振るう…。古来より日本人は、そこに神が宿ると考えるのも、まさに自然なことに思えます。

 

と、まぁ、今回のメルマガは「自然は神様です、合掌…」と言いたいわけではなく、このアニミズム思考がすごいストレスマネジメントなんじゃないかと思いまして。

 

例えば、楽しみにしていたイベントがあったとします。それが「台風で中止になりました」と聞いて、皆さんどう思いますか?

 

悲しかったり、落胆したり、はたまた台風に少し腹が立ったり、、、、。

 

でも、きっと大昔のアニミズムな祖先たちは、楽しみにしていた野外イベント(収穫祭やら宴やら)が雷雨で中止になった際に、「あぁ、神がお怒りだ…自分たちが悪いんだ…!」と考えたと思うんです。

 

楽しみなイベントが直前で中止になったら”自分が悪い”と反省されたこと、ありますか?

 

…僕はないです……(笑)

 

チームで仕事をしなくてはいけない状況で、仲間がミスをした時に、「あいつが悪い」とその人を責める人もいれば、「カバーできなかった自分の力不足だ…」と自分にも原因があるとする人もいます。

 

”ミス”のような既に起きてしまった事実はもう変わりませんし、”不測の事態”はこれから起こるかもしれません。そのような時に”どう考えられるか”が、ピンチをチャンスに変えられるきっかけになりそうですね。

 

起きてしまったことは仕方がないので、それをどう捉えるかで未来の世界が決まるのだと、昔の偉い人が言っていました。

 

さすがに、雷雨の日に「(これまでの自分の行いを悔い改めよう…)」と悪天候の原因でさえ自分にあると思えたら、それはもう悟りへの一歩です。

 

 

アニミズムの関連して「神道の穢れを忌み嫌うこと」と、「手洗い」についても書こうと思ったのですが、今夜も既にたくさん書かせていただいたので、またの機会に。

 

神道にお詳しい方がいましたら、是非とも色々お教えください。

信仰とライフハック

先週末にもいくつか講座をさせていただいたのですが、それぞれで面白くも鋭い質問を頂きまして、「全体観(宇宙)」や「宗教観(ヒンドゥー教)」について考える週末となりました。「宇宙とヒンドゥー教について考える週末」って、すごい字面ですよね、、、、、(新興宗教をつくる予定などはありませんのでご安心ください…)

 

インドで学生していた頃は、インド人の“宗教観の違い”どころか、“そもそも宗教とは?”を理解するのが難しく、なかなか時間がかかったことを覚えています。

 

どこの国であれ、思想や信仰は個人の自由ですし、各々のもつ考え方が全て素晴らしいことと思います。なので、今回のメルマガでは「信仰とは~」「宗教とは~」について言及するつもりは全くなく、単純に僕自身が「どのように違う価値観を理解しようとしたか」についてお送りします。

 

 

インドと言えばヒンドゥー教のイメージが強い(まぁ実際にヒンドゥー色が強いの)ですが、他にもムスリム(イスラム教)、キリスト教、ジャイナ教、仏教と、様々な宗教の方が暮らしています。

 

皆さんも、海外旅行や出張、留学の経験であったり、外国人観光客の増加や、最近は同僚が外国人だということも多いのではないでしょうか。ボーダーレスな近年、身近なところで様々な文化に触れる機会が増えましたね。

 

それぞれの宗教の聖典や教典を理解しようとすると、とても時間がかかるので、僕は「なぜ、そのような選択をするのか」を理解することに努めました。

 

身近な例を挙げると、ベジタリアンの方って周りにいらっしゃると思うのですが、人によって理由は様々ですよね。「動物を殺生したくない」とか「野菜だけ食べるダイエット」とか。

 

かの有名なスティーブ・ジョブズ氏も、毎日黒色のタートルネックを着ていましたが、皆が「彼は、毎朝服を選ぶ時間さえも惜しいんだ」ということを知っていて、且つ納得しているからこそ、それがトレードマークとして成り立っていたと思うんです。

 

もはや「黒色のタートルネックしか着てはいけない」というタートルネック教の教祖がジョブス氏であったと…(とか言ったらappleユーザーの方に怒られそうなのですが…)

 

 

まぁ、ちょっといつものように例がイマイチなのですが…

 

こんな感じで「なぜそれを選択するのか」という決まりが信仰の中にあって、選択に悩む時間(と、時にはその結果の後悔)を無くしてくれるのは、とてもポジティブなことではないかなと思います。

 

僕たちは選択の情報量が多いと、脳がエラーを起こして、正しい選択ができなかったり、選択すること自体を諦めてしまいます。

 

その上、基本的に人類は信仰心を持っているといいますか、○○教と言われたら、少なからず神聖な気持ちがするじゃないですか。

 

是非とも皆さん、「ダイエット教」を作って“毎日5㎞ジョギングすると救われる”とか、「おしどり夫婦教」をつくって“喧嘩をしてしまったら免罪符(相手へのプレゼント)の購入”とか、「ルール」と呼ばずに「教典」と呼ぶと、なんだか神聖な気持ちで守れるかもしれません。

​Sahanaメルマガ vol.85&vol.91より(2020年3月~4月)

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