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無意識と神話と心理学

こんばんは。華の金曜日、11月のスタートですね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

スタジオルームにある神棚の塩は、毎月1日と15日に交換しておりまして、本日もきちんとお供えしました。

 

僕自身は「神様のために」や「信仰の為に」という考え方があるわけではないのですが、神棚を綺麗にしたり、こうして塩を入れ替えて、手を合わせたりしています。

 

きっと皆さんも、お寺や神社や神殿などに行かれるときには、手を合わせることが多かったり、背筋が少し伸びるのではないでしょうか。

 

このように日本国内はもちろんそうですが、面白いことに世界中で「神聖なもの」に対しての意識が共通していたりします。

 

今回も、前回に引き続き心理学の話です。今回はちょっと角度を変えて、無意識について。

 

 

スイスの心理学者ユング(Carl Gustav Jung)は、無意識を広く大きな意味のあるものだと考えていまして、「普遍的無意識」と「個人的無意識」に分けたんですね。

 

この「普遍的意識」には、全人類共通の知恵や歴史が詰まっていると考えていました。なんだか壮大ですね、ユングさん。

 

というのも、世界中の神話に共通したイメージが見られるのが由来になっているみたいで。実際に僕たちも生活の中で、国や民族や集団に関わっているので、個人の枠組みを超えて共通した無意識を持っていてもおかしくはないのかなと思います。

 

皆さまの中でも、国内外いろいろと行かれる方は特に「不思議な共通認識(マナーや挨拶、相槌など)」みたいなものを体感することがあるのではないでしょうか。

 

 

そしてヨガと大きく関わるのが、もう一つの「個人的無意識」でして、これは“意識とは対照的なもう一人の自分が隠れている”というものです。

 

例えば「自分は呼吸に集中するのが苦手…」と思っていても、時たまヨガの最中に「あれ、すごく集中できたな」と、新たな自分に気が付くことがあります。

 

ユングさんの凄いところは、そういった相反する自分がいることで、足りないところを補い合うことができ、人間の心は完全になるのだと説いています。

 

自らの心理学を「意識の科学であり、無意識の心によって生み出されるものに関する科学」と説明しているのが、彼の多岐にわたる研究の幅を表していますね。

 

皆さんも、ヨガのクラスのなかで色んな自分を発見されてみてください。色んな自分がいることによって、自分のバランスが取れていると考えると、なんだかおもしろいですね。

​Sahanaメルマガ vol.44より(2019年10月)

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