64:春の腸内環境

64:春の腸内環境

ここ最近は春の陽気どころか初夏が垣間見える程の天気で、日光浴が捗りますね。晴れた日には「今のうちにたっぷり日を浴びておこう」と思ってしまうのは、毎日植物を世話しているせいなのかもしません、、、。



これから先、梅雨が来る前に、しっかり太陽を浴びてビタミンDとセロトニンを生成しておこうと思っています。また、日光浴の他に、最近は食事の調整もしっかりと実践できていまして、春の体調がすこぶる良い気がします(この“気がする”というのが大事ですよね)。そういえば、過去のメルマガにも、太陽光と食事について書いておりますので、気になる方はこちらをご覧下さい(昨年は梅雨の時期と秋頃に、ずーっと曇り空が続きましたよね…)。



インドで学んできたことの中に、「春は断食がいいよ」なんてことがありまして、まずは自分が実践せねば人に説明できないと思い、食事量をグンと減らしています。もちろん減量が目的でないので、健康面に気を付けながら行っているのですが、これもまたすこぶる体調が良い気がしまして(本当に、ただの“気”なので、試してみたい方だけ試してみて下さい…)、一番はお腹の中が綺麗にリセットされている感じです。



こんな話をしていると、日本ヨガ界の著名なおじ様先生が、若い人からの「ヨガインストラクターは食べていけますか?」という質問に対して、「あんまり食べなければ大丈夫」と回答していたのを思い出しました、、、、。



これから徐々に気温が上がっていき、食欲や消化力が落ちていくとされる季節、今頃のタイミングで腸内環境を整えてあげることも、とても良いかもしれませんね。



近年の研究では、腸は腸内細菌との密接な関係を通して、基本的な情動や痛覚感受性、社会的な振る舞いにも影響を及ぼしているとも言われています。腸はただ食べ物を消化吸収するだけの臓器ではなく、脳と複雑なコミュニケーションを取っており、今私たちが考えていることや、決断せねばならぬ時に大きく関与していると考えられています。もしかしたら、腸内環境によって今までの人生は大きく左右されていたかもしれません…(すごいことですよね)。



腸と脳の関係性は、健康面以外だと想像しづらいと思いますが、今まさにこのメルマガを読んでくださっているあなたの腸と脳が関係していることと言えば、幸福感が挙げられます。腸は体内で最大のセロトニン貯蔵庫になっており、なんと体内の95%ものセロトニンが腸にストックされています。腸と脳は太い神経ケーブルまたは血流によって繋がれており、腸からの信号が脳に送られることで(腸内のセロトニンは脳に送られません)、脳内ではセロトニンが分泌され、私たちは幸福感を得られるのです。もちろんこのセロトニンは、幸福感を感じさせてくれるだけでなく、睡眠や食欲、気分など、全般的な健康に関して必須の役割があります。



腸は、私たちの体の中で最大の表面積を誇る臓器なので、たしかに、ただ消化して吸収する役割だけのはずではないですよね。このメルマガの小さなスペースでは、まだまだシェアさせていただきたい情報も載せきれませんので、またの機会にでもお伝え出来ればと思います。このような現代の知見をしっかり取り入れながらも、古き良き考えをあらためて学ぶアーユルヴェーダ・コースもございますので、気になる方は、是非ともチェックして下さいませ。


Sahanaメルマガ vol.197(2021年4月)より

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