24:一次感情と二次感情

24:一次感情と二次感情


こんばんは。今週も始まりましたね。太陽がなかなか顔を覗かせてくれない梅雨、皆さまいかがお過ごしでしょうか。


多湿の環境でイライラしやすかったり、長い時間自宅から出ていなくてストレスが溜まったりしていませんか。これからの季節、カッカしやすいと交感神経が興奮しっぱなしで、夏バテが起こりやすくなります。穏やかに過ごすことも、実は立派な夏バテ予防になることをご存知でしょうか。


ということで、「怒りって何だろう」が今回のテーマです。皆さんの中で怒りやすそうな方は誰一人として想像できないままメルマガを書いておりますが、、、どうでしょうか?最近怒ったことはありましたか?


「怒り」という感情は単独では生まれてこないものでして、“第二次感情”とも言われます。怒りが生まれる背景には「悲しい」や「心配だ」「寂しい」などの、多くの一次的な感情があるとされています。


カッとなった後で、「(なんであんなに怒った言い方をしてしまったんだろう…)」と後悔されたことがある方も少なくないかと思います。怒りという感情が強いので、その怒りのもとになる自分の第一次感情に気が付けないのが、“つい怒ってしまう”原因とされています。


約束していた動物園に行けなかった子どもが泣いて怒っているのは、「動物園に行けなくて怒っている」のではなく、「動物園に行けないことが“悲しくて”怒っている」または「約束していたことが果たされなくて“困惑して”怒っている」のです。


このように、なんで自分が起こっているんだろう?イライラしているんだろう?を言語化してみると、怒る(苛立つ)ことなく落ち着いて気持ちの対処ができそうです。


また、同じように相手の気持ちを考えることにも使えまして、いつも怒っている上司の1次感情を考えてみると、「(最近は部下たちが誰も一緒に飲んでくれなくて悲しい感情が溢れているのかな…)」とか「(娘さんに最近避けらるようになってしまい困惑しすぎて感情が乱れているのかな…)」とか想像してみると、イライラしている相手でも、穏やかな気持ちで見てあげられるかもしれませんね。


怒りを2次感情として理解してみると、自分の怒りのコントロールに使えるだけでなく、他人からの負の感情を受けにくく、ストレスマネジメントとしても使えそうです。


ストーリーのあるモノが売れる時代ですが、ほとんど全ての怒りにもストーリーがあるようですので、いつもよりほんの少しの想像力を働かせながら過ごすと、日常がちょっと楽になるかもしれません。


Sahanaメルマガvol.115より(2020年7月)

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