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Mail Magazine

179:また、皮ふの話

初っ端から痛々しい話題で申し訳なのですが、このメルマガを書く2時間ほど前に指先を火傷しまして、「あぁ痛いなあ」と思いながら今はキーボードを叩いております。



という訳で、今の僕はこの火傷という外傷を通じて、皮膚というものを観察しております。皆さんは日常生活の中で、ご自身の皮膚について考える機会がどれ程ありますでしょうか。



あらためて調べてみると、皮膚はその複雑さと機能性において、驚異的な器官です。皮膚は人体最大の器官であり、多岐にわたる重要な役割を担ってくれているわけです。“人体最大の器官”と言われてもピンとこないかもしれませんが、“最大の臓器”と聞くと、見方が変わりませんか。



日々の生活の中で僕たちが直面する様々な外部環境から体を保護し(この度は皮膚が火傷をしてくれることによって守ってくれた、と思っていいのでしょうか)、体温調節、感覚の伝達、ビタミンDの合成など、生命を維持するために不可欠な役割を果たしています。



────という感じで、ちょっと前にも皮膚について書いてましたね…(笑)

「皮ふについて考える①」「皮ふについて考える②」



さらに、皮膚は外見に大きく影響し、自己表現の一部としても機能します。健康な皮膚は、全体的な健康と幸福感に寄与し、自信とポジティブな自己イメージを促進することができます。“顔がいい”とかではなくて(それは個人の好みですからね)、「投資家は起業家の肌艶の良し悪しで投資額を増減しているんじゃないか」という面白い研究もあります。



そして皆さんご存知のように、皮膚の健康は心理的な健康とも深く関連しています。ストレスや不安が皮膚の状態に影響を与えることがあり、逆に皮膚の問題が心理的なストレスを引き起こすこともあります。このため、ストレス管理とリラクゼーションは皮膚の健康を維持するためにも重要となってくるわけです。



今の僕の心理状態は“火傷=ヒリヒリ痛い”に引っ張られがちなのですが、だからこそ自分の心のパターンが意識しやすくなります。どうせ事実は変わりませんので、「ヒリヒリする➡痛い➡だから嫌だ、火傷なんてするもんじゃない」と思うより、「ヒリヒリする➡痛い➡つまり今は体の免疫・修復システムがしっかり働いているということなんだな、感動する」と思っております。心頭滅却すれば火もまた涼しですね。



ヨガや瞑想などの実践は、心と体のバランスを整え、ストレスを軽減することで皮膚の健康を促進する素晴らしい方法になり得るかも、という話でした。内面を整えれば、外面も整うことは既にご経験済みかもしれませんね。


Sahanaメルマガ Vol.343(2024年2月)より

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