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Mail Magazine

178:炭水化物は大事

先日、数年ぶりに?とても久しぶりに焼き肉を食べに行ったんです。皆さんの中には、少なくない割合で「平岡さんって、ベジタリアンですよね?」と思われている方もいらっしゃるので、「普通にお肉も食べます」ということを、ただ強調したいだけの冒頭文なんですけども。



お肉を食べながら、ここ日本では「肉/タンパク質をたくさん摂りましょう」「糖質はできるだけ避けましょう」というフレーズが流行ることが多いよなぁ…と考えていたわけです。



皆さん、糖質オフダイエットを行ったことはありますか?実践された方は、けっこー早い段階でその効果を実感されたんじゃないかと思います。ですが、実はそれは減量方法、もとい健康のための体調管理としては適切ではないと言われることも多い最近です。



なぜかというと、糖質、僕たちが摂取するもので言えば炭水化物はとても大切な栄養素だからなんです。でもなんで糖質オフダイエットが、短期的に効果を表すかと言うと、「避けることでけを意識するのは簡単だから実践しやすい」という説が有力という見方も。



ブルーゾーンの食生活では、炭水化物が全体のカロリー摂取量のかなりの割合を占めています。ブルーゾーンとは、世界で最も長寿の人々が住む地域のことで、彼らの食生活は多くの研究や関心の対象となっています。



ブルーゾーンには、日本の沖縄、イタリアのサルデーニャ島、コスタリカのニコヤ半島、ギリシャのイカリア島、アメリカのロマリンダなどがあります。



ブルーゾーンの人々の食生活の特徴は、全体的に植物中心のものであり、穀物、豆類、野菜、果物などの炭水化物が豊富です。これらの食品は、良質な炭水化物を提供し、さらには食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの重要な栄養素も含んでいます。



ここで大事なのは、僕たちは「炭水化物」という言葉を聞くと、すぐに「お米、パン、麺類」を想像しがちなのですが、野菜や果物も良質な炭水化物なんです。なので、色んな野菜をたくさん食べるのが健康にいいと言われると納得じゃありませんか。



炭水化物の摂取量は地域によって異なりますが、全体のカロリー摂取量の約40%から60%程度が炭水化物からのものであるとされています。肥満体国アメリカでは、この総量の40%が炭水化物ではなく脂質であることが問題視されています。



ブルーゾーンの食生活から学ぶことは多く、炭水化物を完全に避けるのではなく、その質に注目し、全粒穀物、豆類、野菜、果物などの自然な形で存在する炭水化物を中心に摂取することが健康への鍵であると言えます。そうです、質に注目することがなんです。



また、これらの地域の人々は、適度な運動、社会的つながり、ストレス管理など、健康的なライフスタイル全般にも配慮しています。これらの習慣は相互に関連しており、長寿と健康を支える複数の要因が組み合わさっていることを示唆しているわけです。



と、また長々とメルマガを書いてしまいました…。もっと書きたいことはあるのですが、続きはまたいつか。最近また、食についての勉強が楽しいんですよ。


Sahanaメルマガ Vol.342(2024年2月)より

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