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Mail Magazine

177:日本とアーユルヴェーダ②

前回からの続きのメルマガです。「アーユルヴェーダって、インドの伝統医学だけど、日本でそれはどうなの?」についてのお話です。再び結論から申しますと、僕個人としては「日本とアーユルヴェーダは相性がいいんじゃないか」と思っています。



アーユルヴェーダでは、食事は単なる栄養摂取ではなく、心と体のバランスを整えるための重要な手段とされています。日本における食事の際の静かで落ち着いた雰囲気は、この考えに非常に適しているんですよ。



アーユルヴェーダにおいて、食事の役割は何か?個々人の体質に合わせた食事を通じて、健康を維持・改善することを目指しています。では、健康とはなにか?それは、「体」「心」「環境」「行動」のバランスが取れていることです。



自然と体質に合った健康法を提供し、精神性と肉体のバランスを重んじる日本のライフスタイルとも“相性が良い”と言えるのではないでしょうか。以下に主に合致する利点を見ていきましょうか。





季節の食材の利用:

日本には四季があり、季節ごとにさまざまな食材が手に入ります。アーユルヴェーダでは季節に合わせた食事が重要視されているため、日本の豊富な季節食材を活用することで、自然に体調を整えることができます。



バランスの良い食事:

日本食は元々バランスが良く、野菜や海藻、魚など多様な食材を取り入れています。これらはアーユルヴェーダの理念にも合致し、体質に合わせた調整がしやすいです。



精神性との連携:

日本の食文化には、食べることを大切にし、感謝の気持ちを持つという精神が根付いています。アーユルヴェーダでは食事も心身の健康に直結すると考えられており、この精神的な側面も重要です。



自然治癒力の強化:

アーユルヴェーダでは食事を通じて体の自然治癒力を高めることが重要です。日本の食材、特に発酵食品などは、消化を助け、免疫力を高める効果が期待できます。





どうでしょうか。これらの点を踏まえると、日本の風土においてアーユルヴェーダの食養生を取り入れることは、なかなか自然な感じがしませんか。ここで言う自然な感じとは、“無理のない”ということです。



このメルマガでは、一般的な表現を用いてアーユルヴェーダをご紹介させていただきました。学術的には、ヨガや心理学、脳神経学などとの関連性も深く、全体的な健康とウェルビーイングへのアプローチとして非常に有効なんですよ。


Sahanaメルマガ Vol.341(2024年1月)より

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