Mail Magazine
160:猫になりたい
最近、CNNで猫ヨガについての記事を発見して読んだんですよ(「https://edition.cnn.com/2016/11/28/health/cat-yoga/index.html」この記事は7年前にリリースされていたものなんですけども)。ドッグヨガなるものは、ここ日本でもされている方がいらっしゃるので存じ上げておりましたが、犬があればそりゃ猫もあるわけですね。
記事を端的過ぎるほどに要約すると、「アトランタ郊外にある、猫の保護施設にてヨガクラスを開催して、めっちゃ良かったんやで」ということでして、猫とヨガの相性が良いということを強く示唆するような記事です。まぁ、僕は英語の読解力にそこまで自信ないので気になる方は記事本文をお読みください。
今回は、そんな猫ヨガのメルマガですので、せっかくならとスピッツの「猫になりたい」をBGMにメルマガを書いております。なので、今回のタイトルが「猫になりたい」です。学校や仕事に行きたくなくて「あー、猫になりたい」と思ったことがある方は少なくないのではないでしょうか。
猫や犬を飼われていて、且つご自宅にヨガマットがある方は共感できるんじゃないかなと思うんですけども、彼らはヨガマットが大好きですよね。保護猫たちには色んな理由があるので一概には言えないと思うのですが、ヨガマットを介して人と触れ合える機会を創出することになっているんですよ(っていう風には本文には書いていないんですけど、そんなニュアンスで表現されています)。
そしてクラスに参加する人からすれば、参加料が猫の保護料となり、相性の良い保護猫を引き取るきっかけになるかもしれないという目に見える実益はもちろん、目に見えない効果も盛りだくさんのようです。
キャットポーズと呼ばれる形があるように、ヨガには猫の動作を参考にした動きは多いです。ちなみにサンスクリット語で猫のポーズはマールジャーリアーサナと言うんですけど、「マールジャーリ」は「メス猫」なんですよね。オス猫のポーズはどこにあるんでしょうね…。
そしてヨガには常に集中とリラクゼーションがテーマになりますが、猫は日常的にこの2つの状態にあると言われています。なので、猫のいる環境でヨガをすることにより共鳴が起こりやすく、ヒトの精神状態に大きなメリットがもたらされると考えられるのです。
このメリットの考察については、なにもヨガせずとも起こるようで、猫がいる職場環境の方がワーカーの集中力が高まる上に、ストレス値が下がる可能性が高いとも言われています。
思考や決断の積み重ねが、人間が人間たる所以になるかと思いますが、たまには動物と触れ合いながら、僕たちが持つ本来の動物的側面を養うことが大事みたいですね。全国でどこかしらの猫の保護施設と関係があるかたは是非とも教えてください(: info@studio-sahana.com )。
Sahanaメルマガ vol.319(2023年8月)より