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Mail Magazine

150:梅雨前の気持ちリセット

曇り空が続き、もうすぐ梅雨を感じる最近の横浜です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。ちなみに傘を差すのが苦手な僕は、大きめの傘を使っても足元がびしゃびしゃに濡れてしまうのですが、お勧めの傘をご存知の方は是非ともお教えください…。



朝起きた時に、陽射しが部屋に差し込んでいたり、綺麗な青空が広がっていると、シャキッと気持ちよく目覚めやすいと思いますが、毎日どんよりとした天気だと、眠気がなかなか取れないことはないでしょうか。なんだかやる気が出ないなぁと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。



日本のお茶について調べていた時に、日本茶というものは、もともと日本にはなく、禅宗のお坊さん(栄西|臨済宗)が中国から持ち帰って日本で植えたのが始まりだと知りました。今では一般的にもよく飲まれているお茶ですが、元は「坐禅をする時に眠くならないようにする薬だった」とされています。なので「一杯、二杯...」と数えるのではなく、「一服、二服...」と数えるのだとか。このように、元々は「坐禅の間(もしくは前)に飲み、気分を切り替え、リフレッシュするためのもの」だったそうですよ。



こういう話を聞くと、普段飲むお茶でも、なんだか一気にエナジードリンクかのように思えてきますね。一説には、日本人の僕たちには、珈琲などから摂取するカフェインより、緑茶から摂取するカフェインの方が効果があるとも言われています。寝つきが悪いな…と思われる方は、夕食後の緑茶を控えてみるといいかもしれませんね。



また、禅宗では心を整える為の方法として、やはり「坐禅」をお勧めしているのですが、そのほかにも、日常生活ですぐに実践できる方法を説かれているお坊さんは多いです。たくさんの方法がある中で、僕が個人的に、“お、これは簡単で良さそうなリフレッシュ方法だな”と思ったものをご紹介いたします。



▼お風呂に入る、シャワーを浴びる

体の温度を変えることで、同時に気分も変えられます。湯船に浸かって心が安らいだり、プールから上がった後に体がポカポカして眠たくなってしまう経験は、皆さまもお持ちではないでしょうか。冷たい水で顔を洗うと、シャキッと目が覚めた気がしますね。



▼掃除をする

身の回りが綺麗になると、気持ちがスッキリしますよね。見た目が清潔に、且つ気持ち良くなるだけでなく、掃除をして体を動かすことによって脳が活性化して気分の切り替えがしやすくなります。特に、「何も考えず、ただ目の前のものを綺麗にする」という心持ちで掃除をすると、とても良い瞑想の練習になります。「掃除は朝の方がいい」って掃除のプロも言ってました。



▼深呼吸する

いつでも、どこでも簡単にできることの一つですね。簡単そうで難しいと言いますか、普段なかなか自分の呼吸に意識が向かないものですよね。気が付けば浅くなっていたり、速くなっている呼吸。まずは「あれ、今の自分はどんな呼吸をしているだろうか?」と、観察するだけでも、すこし気持ちが落ち着きやすくなることと思います。自分の呼吸の様子が観察出来たら、次に「ゆっくりと息を吐ききること」を意識してみてください。そうすると、深くて長い呼吸に切り替わっているはずです。



久しく坐禅を受けていないので、また近いうちに坐禅しに行きたいと思います。今年は仏教学も学びながら、心をしっかりと整えたいものです。



Sahanaメルマガ vol.307(2023年5月)より

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