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Mail Magazine

110:自然の感じ方

昨日4月17日は広島でアーユルヴェーダの講座がありまして、そのまま実家に少しだけ帰省しております。このメルマガを書く前には、しっかりと作業着を着て家の草むしりをしていました。

「マンション生活をしていると、草をむしることなんて滅多にないよなぁ」なんて思うと、重労働の草むしり作業の中にも、たまにやるからこその“楽しさ”を見出せますね。



南インドのアーユルヴェーダ病院で勉強している時は、3食+1ティー(いわゆるチャイの時間ですね)が付いた生活をしていたのですが、飲み水として冷たい水が出てくることはなかったんです。

患者さんもスタッフも全員、飲み物は温かいハーブウォーターを飲んでおりまして、食事の際に出てくるのはもちろん、各部屋のポットの中身も半日ごとに温かいこの水に取り替えられます。





このハーブウォーターは料理場の小さなおじさん調理師ジョセフ(南インドの一部の地域はクリスチャンが多いので、英名のインド人が多いんです)が毎朝山から10種類くらいの葉を摘んでくるんです。

そうなんです、「ハーブ」と言えば聞こえが良くてなんだかお洒落なのですが、言ってしまえば「そこらへんに勝手に生えている野草」ですね。

海に面した主要都市から車で3~4時間ほど山道を走ったところにある病院なので、とても豊かな自然に囲まれていました。



もちろん治療で使う為の薬効成分がある植物は、安定して収穫できるように人の手を入れながら育てているのですが、まわりの山に自生している植物もとても元気に育っている為、季節毎の色んなハーブが採り放題なんです。

僕自身、水を飲むことは普通なので何も思わなかったのですが、きっと「味のしない飲み物が苦手」という方もいらっしゃるかと思います。そんな方にも、是非ともお試しいただきたいのがハーブウォーターです。



そしてこの期間、きっと人生で初めて冷たいものを口にする機会が全くなかったのですが、体調がすこぶる良かったんですよ。「

体がだるいな」「なんだか疲れが取れないな」と感じられている方は、ただ“冷たいものは口にしない”ことを試されるだけで、ちょこっと変化があるかもしれませんね。



と、まぁそんなことを思い出しながら実家の草を引っこ抜いていました。引っこ抜いた草たちの活用方法を見いだせれば、もっと草抜きが楽しくなるだろうな、と(時たま旅館や料亭の料理皿に「庭に生えてたのかな?」というような葉っぱが盛り付けられていませんか…?)。





そういえば、当スタジオで販売しております月桂樹フローラルウォーターの在庫が少なくなってまいりました。

瀬戸内の天候ですくすく育った月桂樹から、アロマを抽出する過程で生成されるフローラルウォーターをルームスプレーとしてお使いいただけます。

いつもご使用いただいている方も、気になるから使ってみたいなという方も、是非ともお買い求めくださいませ。最後にちょこっとスタジオ商品の宣伝でした。


Sahanaメルマガ vol.250(2022年4月)より

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