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102:小さなことの大切さ

お恥ずかしながら、実は2週間ほど前に右手首を捻挫しておりまして、治るまでになかなか時間が掛かりました。この期間、さも「僕はいつも健康ですが」という表情でヨガクラスを行っておりました、、、、(お気づきの方がいらっしゃったら、お恥ずかしい限りです…)。



まぁそんな事をしているので、クラスを重ねるごとに、痛めている右手首をかばって、体の違う部位がどんどん緊張していくんですよね。そしてその緊張が凝りとなって、凝っている部位周辺もカチカチな状態に…。と、右手首から始まった体の不具合が、右側の首・肩・背中・腰・股関節と、ほぼ右半身全域に悪影響を及ぼしていました。



(肩凝りや腰痛で苦しむ方の気持ちが、今回あらためて体感できたので、経験としては良かったということで…と、何事もポジティブシンキングで変換できると次に活かせそうですよね)



今回の僕のケースは“手首の捻挫”という分かりやすいケースだったのですが、ちょっとした体の痛みや違和感を放っておいたご経験、皆さんはありませんか。少し時間が経ってから、他の部位が凝ってしまったり、ひどい場合は痛みが発生してしまうので、本来の“原因箇所”については忘れてしまいがちなんです。



なので、何か小さな不調や違和感でも、それを取り除くようにしっかりと対応する必要があります(子どもの頃からの習慣で、足首の捻挫など、「まぁ病院行かなくてもいいや」「放っておけばいずれ治るでしょう」なんて思ってしまいませんか?)。そうすれば、1カ月後~数か月後に待っている、ひどい肩凝りや腰痛を避けることができるわけです。一番良いのは、日ごろから自分の体の調子を確かめる習慣があると、些細な体の不調に気が付けるので、より治しやすい段階で対処できますよね。



このようなことは、体のことだけでなく、人間関係でも同じことが言えるのではないかと思います。以前、結婚式の二次会で、幼馴染たちと楽しく歓談していると、そのうちの一人が「新幹線の時間だから」と帰り支度を始めまして、「明日は朝から仕事か?」なんて聞くと「子どもと朝からテレビでアンパンマンを見る」との回答が。その場の全員が「なんとまぁ良いパパなのか」と思っていたら、「こうやって日ごろから奥さんの為に行動しておかないと…」と呟いて帰っていきました、、、、。体も人間関係も、日ごろからの小さな気配りと思いやりの積み重ねのようです。


Sahanaメルマガvol.241(2022年2月)より

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