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048:お茶のすゝめ|脂肪燃焼

「いやぁ、別にお茶屋の回し者ではないんですよ」と言いながら、かれこれ2年くらいお茶ばかりお出ししているスタジオです。要らない時は、「要らないです」と言ってもらえればと思いますが、皆さま大丈夫でしょうか、、、。



昔は、座禅する前に、気持ちをシャキッとさせるために緑茶を飲んでいたそうですが(だから薬のように「一服」と数えられるようですね)、なにより今は、忙しい合間にお茶を飲んで、ホッと一息ついていただきたいと思い、お茶をお出ししております。



そんなお茶には、ポリフェノールが多く含まれており、体に良いということは皆さんご存知の通りです(でも、家にいるとお茶を淹れる機会ってどれくらいありますか。珈琲を淹れる手間は惜しくないのに、なぜかお茶を淹れることは手間に感じてしまう不思議です…)。





今までも「お茶って体にいいよね」という研究は多くあったのですが、最近の研究では「日中に烏龍茶を飲むと、睡眠時の脂肪燃焼が促進される」ということが分かりました。



もともと、睡眠時間と体重は関係していると言われており、睡眠時間が短いと代謝が落ちて脂肪が燃えにくいのではないかと考えられています。「睡眠時間が短い=活動時間が長い=エネルギー消費しやすい」と思いやすいのですが、実はその逆である説が有力なので、体重の増加が気になる方は、最近の睡眠時間は大丈夫かな?と、今一度ご確認下さい。



350mlの烏龍茶やカフェイン飲料を朝昼2回飲むと、1日の脂肪燃焼が促進されるようで、カフェインを含む飲み物は全般的に効果があるとされています(運動前に珈琲を飲むといいよとも言われますね)。特に烏龍茶の場合は睡眠を妨げにくく、睡眠時の燃焼効果が高いことが計測されました。なので、1日の脂肪燃焼効果は烏龍茶の方が高いとされます。



こんな話をすると、すぐ頭の中には「トクホの黒烏龍茶」が浮かんでくるのですが、烏龍茶にもいろいろと種類がございますので、是非ともお口に合ったお茶を見つけてみて下さい。今はネット販売でも種類が豊富ですし、スタジオに来られる方は中華街のお茶屋にでも是非とも。まだまだ日常の行動が制限される日々が続きそうですので、「お茶を飲む」という行為が、在宅環境を楽しくしてくれると良いですよね。なにより、烏龍茶は脂肪が燃えるみたいですよ。



参考論文:カフェインと烏龍茶の摂取は睡眠を阻害せずに脂肪酸を亢進する─二重盲検ランダム比較試験(Simeng Z & Jiro T 他, 2020)


Sahanaメルマガ vol.169より(2021年1月)

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