Mail Magazine
004:体の移動と意識の変容
ませたタイトルを付けてしまいました、よく横浜と広島を行き来している平岡です。
よくと言っても1~2か月に1回程度の往復なのですが、飛行機に乗って遠くまで移動すると「あぁこの感じっていいな」と思うことが多々あります。
瞑想は無になることだ、って勘違いをされやすいのですが、瞑想をして得られる効果の一つに意識の拡大化があります。つまり、いかに広い範囲で物事を考えられるか・感じられるか、ということです。
飛行機や新幹線に体を詰め込んで遠くへ運んでもらうだけでも、このような感覚が得られると思っています。
普段の生活圏にずっといると、意外とそこでの癖が頭の中にも染み付いてしまっていたり。
特に、他人に優しく自分に厳しい人ほど、ずっと頭の中で考え事をしてしまう…ということはないですか?
仕事が休みにも関わらず、家の中では仕事のことを考えてしまったり、“何もしない”というのが逆に苦痛だったり。
周りから「あなたは休みが必要だ」と言われる方ほど、自宅(いつもの生活圏では)上手な息抜きが難しいものではないでしょうか。
休みの日には、日帰り温泉に行くような、“ちょっとした遠出”をしてみると、自然と頭の中までリフレッシュできるかもしれません。
旅中では、同じ機内・車内に知らない人たちがたくさん同席していたり、移動中の窓からたくさんの家が見えたり、「あれ、日本もそこそこ広いな?」と思ったり。
自分が住んでいる街やコミュニティを、ちょっと引いて、客観的に見られるようになりませんか。「日本のごくごく一部での地域で生活をしているんだな」、「たくさんの人が住んでいる中で関わる人って意外と少ないな」、とか。
意外と、僕たちは生活していく中で、生きている範囲を狭めてしまっているかもしれないな、と思う長距離移動です。
ご旅行や出張が多い皆さま、遠くへ行かれるたびどんなことを思うでしょうか。
今度ぜひお聞かせくださいませ。
「可愛い子には旅をさせよ」と言いますが、将来もし自分に息子ができた時にはインドに…と思っています。娘だったら可愛くてインドどころか目に見えない範囲には行ってほしくないですよね、、、、。そうですよねぇ、世のお父さん方。
Sahanaメルマガ vol.29より(2019年9月)