Mail Magazine
001:毎日のルーティーンのつくり方
空が濃い目のブルーで、白い雲がもこもこし、夏が到来したなぁと思う横浜です。
皆さまは夏がお好きでしょうか。僕は好きですよ、夏。
さて、皆さんは「毎日続けているもの」はありますか?
それも、仕事や家事など誰かの為に行うものではなく、自分のために続けていることです。
(ここでヨガと答えた人は100点満点ですね…!)
今となっては、僕にとってヨガをすることが日常の一部ですが、昔は「ランニングを日課にしよう!」と思った時期がありました。きっと同じことを思われたことがある方も、いっらしゃるかもしれませんね。
ですが日課にしようと決めたところでサボる理由は山ほどです…
「今日は疲れたから」「外食の予定があるから」「仕事・勉強があるから」etc,
(僕も雨が降った日は無駄にガッツポーズしていました……)
ランニングでも、ヨガでも、他のものでも、続けるためにはちょっとしたコツがあります。
ずばり「毎日必ずやる」ことなんですね。
そんなの当たり前やないか!と思われました?
意外と僕たちって「ちゃんとすること」に執着しちゃってるんですよね。
・ランニングウェアを着たら30分は走らなくちゃ…とか
・ヨガするなら太陽礼拝は何周かしなくちゃ…とかとか
もっともっと、テキトーでいいんですよ。
ちゃんとすることよりも大事なのは、毎日にタイミングを作ることです。
「気分が乗らなくても、雨が降っていても、とりあえずシューズは履こう」
「疲れていても、10分しか時間がなくても、とりあえずマットを敷こう」
そんな感じで、ほんの少しでも自分のための時間を作ってあげると、気分がスッキリしたり、頭の中の整理がつきやすかったり、いいこと色々あるかもしれませんね。
実は古典ヨガも「毎日続けること」を大事な教えにしています。
Abhyaasa/アッヴャーサというヨガの教えがありまして、何でもいいから一つのことを毎日必ず続けなさいと説いています。
そうすることによって解脱(Moksha/モクシャ)にたどり着くよ、と昔のヨーガ行者は伝えています。
このご時世で「よしゃ、解脱するか!」って思われる方も、なかなかいらっしゃらないと思うのですが(笑)
毎日決まったことを続けられると、とても良いことがあります。
それは「日々のリズムができること」です。
例えば、夕飯前に毎日ヨガ or ランニングをしようと決めたとします(前回お話したように、ここには「絶対」があります)。
そうすると必然的に夕食の時刻が決まり、ヨガする時刻も決まり、その時間に合わせて日々の物事が進んでいきます。
【19時に夕飯ならば、、、】
・18時にはヨガ/ランニングを始めよう
・では、それまでに今の仕事/家事を一旦終われるように頑張ろう
・空腹時に動きたいから、13時までに昼食を済ませよう
・午後の間食は控えよう
などなど
加えて、毎日同じことを繰り返すので、心のリズムもつくりやすいと思います。
興奮しすぎていたら落ち着いてきますし、怠い気持ちがあったらスッキリしますよ。
「ただ、それをする」って僕たちが思う以上に、僕たちの心を穏やかにしてくれます。
家事がもりだくさんな主婦の方にも、仕事で考え事が多いビジネスパーソンの方にも、是非試していただきたいものです。
ヨガの教えって、そんなに難しいものじゃないんですよ。
こんな感じで、現代の僕たちにちょっとしたきっかけを与えてくれるもの、という風に捉えると、よりヨガが楽しくなるかもしれませんね。
さらには、毎日が楽しくなると思いますよ。
Sahanaメルマガ vol.16 & 17より(2019年7月)