Essays

 

2016年6月

 「頭がいい国」としてインドの名前を挙げる方は少なくないと思うのですが、今回は試験についてのお話です。皆さんのほとんどが高校受験や大学受験を経験されていると思いますし、学生の頃には必ず期末試験を受けられたことでしょう。日本でご存知の試験の問題用紙や解答用紙は、ここインドでは大きく異なります。
 

 インドの期末試験は1教科3時間にも及び、問題用紙が1枚、そして白紙の解答用紙が30枚以上も配布されます。そうなのです、とにかく答えを書いて書いて書くのです。問題の比率はだいたいどこの学校も同じで、10点×4問、5点×8問、2点×10問で構成されます。例えば10点の問題で満点を取るためにはA4用紙を3枚は埋めないといけませんし、2点の問題ですら3行~5行程の解答は必要ですし、僕の右手首はもれなく腱鞘炎になります。
 

 インド人の友人に、高校生の頃からこのようなテストを受けるのは大変じゃないかと聞いたところ、「こっちのほうが好きなんだ。だって楽じゃないか。」と。質問の答えが分からない時でも、なにとなくそれっぽいことをたくさん書いておけば、少なからず点数が取れるからのようです。道理で彼らは本当によく喋ります。外国人の観光客からインド人は嘘つきだなんて話もよく聞きますが、きっとそれは彼らが(お店の場所や、バスの時間等)何となく知っている情報を伝えられるだけ伝えているだけではないのかと思います。まるで試験の答えがわからなくてもどうにか点数が取れるときのように。

Busport2016年7月号より

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